「記憶~丸の内から未来へ~」ポストカード

更新日:2012.11.04
20121104_maunouchi_フライヤー表

昭和10年頃に撮影された9.5ミリフィルム。そこに記録された丸ビルを左から右へパンした映像を合成して1枚の画像にしたものです。
使用されたカメラのレンズでは収めることが出来ないほど大きな建造物であったことが解ります。
1919(大正8)年に制定された市街地建築物法(建築基準法の前進)では、住居地域で65尺(20メートル)、住居以外の用途地域では100尺(31メートル)に高さが制限されました。丸の内のビル街も高さ100尺(31メートル)が基準となったスカイラインにより街の景観が保たれています。この100尺制限は1970(昭和45)年の建築基準法改正により撤廃され、日本の高層建築がはじまります。