「映画の修復と保存に関するワークショップ」に登壇しました。 

更新日:2016.08.28
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今年で11回目を迎えた「映画の修復と保存に関するワークショップ」。
毎回、映画保存に関係した現像所や研究者が集う専門的な学びの場です。
これまでは京都で行われていましたが、今回は東京で初開催となりました。
参加者の申し込みは、エントリー開始から1週間ほどで満員御礼となる大盛況。
実習を含めた中身の濃い3日間でした。
今年はライトニングトークでのプレゼンテーションに加え、
「よみがえる安曇野」の短縮版を上映していただきました。
座学が多いなか、やはり映像の力を伝えるには映画そのものを見ていただくことが何よりです。
様々な立場で語られる映画保存の技術や取り組みの中で、
これからのホームムービーの保存活用の方向性のひとつとして、
安曇野での地域映画の具体的な事例が示せたことは、とても意義のあることでした。
短縮版の上映後、
「自分たちの仕事がこうしてお客さんに届いていることがわかり誇りが持てた」
「自分のことではないのに涙が溢れてきた」と、
普段フィルムと向きあっている方々の感想をいくつも頂きました。
そして、国立近代美術館フィルムセンターの岡島主幹からは、
「今日一番いいプレゼンでした。三好さんが100人居て日本中でこの活動ができたら、
 日本は本当にいい国になるんですけどね、」と思わぬご褒美を頂きました。
この言葉を胸に、さらに充実した地域映画を作り続けたいと思います。