竹8シネマプロジェクトで「フォーリー教室」を開催しました。

更新日:2017.10.14

大分県の竹田ではじまった地域映画づくり。主役となるのは市民の方々です。この日、子どもたちの志を育てることを目的に活動する「竹ハコ教室」(代表 小笠原順子さん)と共に子どもたちがサイレントのフィルム映像に効果音をつけるフォーリー教室を開催。2日間の講座で、集まった小学生は14人。音のつくり方を体験し理解してもらってから、チームに分かれます。自分たちが音づくりをする8ミリフィルムを見ながらどんな音が鳴っているのかを書き出し、必要なモノを持ち寄ることを宿題に。翌日、本番の録音。雑誌や鈴、自転車を持ち込む子の姿も。映像に合わせて音を鳴らします。砂利道の足音には砂利を敷き、餅つきのシーンには臼と杵を準備。大人総動員で録音のためにお餅をつく本格的な作業。大人も子どもも真剣に録音に取り組みます。サイレントだった映像に音が入った瞬間、映された世界に命が宿り、映像が活き活きとしはじめました。指導にあたったのは、サウンドデザイナーの第一人者である染谷さんとフォーリーアーティストの滝野さん。ドラクエなどの効果音も作っている音の世界の第一人者のお二人です。録音した音は実際に映画に使うので、どんな風に使われるかお楽しみに。